2008年8月8日金曜日

ホリスティック教育

●ホリスティック教育とは?

20世紀はあらゆるものが専門細分化され、全体がなかなか見えにくい世紀でしたが、21世紀になっていろいろな分野で全体的、統合的に物事をとらえ、そしてそれぞれがそれぞれの個性を生かしながら協力しようとする動きがみられます。これもその一つでしょう。


 引用。「学びと環境の広場」-ヤパナー社会フォーラム
 URL: http://www.kcn.ne.jp/~gauss/holos/

 「ホリスティック教育」
 http://www.kcn.ne.jp/~gauss/holos/index.html 
 世界を切り刻むのでなく、全体が見通せるようになりたい。


ホリスティック教育って何だ?

 ホリスティック教育が関心を持っているのは、考える力や感じる力・社会性・肉体的な力・芸術表現の能力・創造力・スピリチュアルな力をひとりひとりの人が育む ことだ。授業=学習の過程にきみたちを積極的に引き入れるし、個人としても集団としてもきみたちが責任を持って行動するよう励ます。
 ホリスティック教育というのは、ものごとを理解したい、意味が分かりたいと思って進んでいく探索の旅 なんだ。目指すところは、どんな新しい状況が生じても必要なら何でも学ぶ力があり、すこやかでオールマイティで好奇心の強い人間を育てることだ。地球という名の惑星とそこに生きる生命、姿をあらわし始めた地球共同体、これを一体のものとして(ホリスティックに)とらえる考え方をきみたちが身につけたらどうなるだろうか。何がぼくらの生活スタイルを決め、なにが生活に意味を与えているのか、ホリスティックな考え方によって、きみたちは背景にある様々な関係に気づき、理解できるようになるだろう。
 ホリスティック教育がはっきり認めているのは、自分の頭で工夫して系統立てて考える生まれつきの能力を どの 人も持っている ということだ。いわゆる「問題児」も生まれつきの力をちゃんともっているのに、これまでの機械的で還元主義的な教育法が段階を踏んでまっすぐ進むことばかり強調してきたおかげで、学習を大変難しいことだと思いこんでいるんだ。

 ホリスティック教育は、どんな知識も何かの文化的背景があって生み出されるものだととらえている。「事実」といっても、みんなの一致した考え以上のものであることはめったにない。伝統的な教科の間には大きな溝があって、教科と教科を分け隔ててきた。ホリスティック教育では、この溝を乗り越えて学習が拡がるよう配慮している。生活には文化や道徳・政治の側面があるが、それには批判の心をもって対するようきみたちにすすめている。

 ホリスティック教育は、どこの宗派に属するのでもないが、スピリチュアルな知恵に価値を置いている。統一の中にある多様性を尊重しながら、地上のいのちみんなと自分がつながっていると感じる状態がスピリチュアリティだ。自分がここにいる、自分は自然の一部だ、そして世界に関心を持っているという経験。感受性と慈悲の心、喜びと希望。内なるいのちと外なるいのちとのハーモニー。宇宙の神秘に対する驚きと尊敬の念、人生には意味が満ちあふれているという感情。人間の精神がもっとも高く憧れに向かう心の動き、それがスピリチュアリティだ。


140億の脳細胞には巨大な可能性が眠る。これを活性化する方法を提唱する。
多重知性とは何か? 視覚的知性・音楽的知性とは?
競争に力を注がず、協同作業を通して協力し合う力を養うには?
事物を実体としてでなく関係のシステムとしてとらえ、機械論的方法の限界を超える。
●ホリスティック教育 シカゴ宣言 http://www.kcn.ne.jp/~gauss/holos/chicago.html
地球と人類の未来に果敢に挑戦するホリスティック教育の考え方。


----------------------------------
●日本ホリスティック医学協会http://www.holistic-medicine.or.jp/

●日本統合医療学会http://www.imj.or.jp/index.html


0 件のコメント: