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2007年09月18日 【今日のニュース】
〓食品添加物が子どもの多動性障害を加速
食品中の合成着色料や保存料が子どもの多動行動を増加させるという報告が、英医学誌「Lancet」9月6日号に掲載された。食品添加物と多動との関係はこれまでも疑われてきたが、直接の関与を示した研究は今回が初めて。
この研究は英国食品基準庁(FSA)の資金で、英サザンプトンSouthampton大学の Jim Stevenson氏らが行ったもの。3歳および8、9歳の2グループ、297人の小児に食品添加物(保存料、合成着色料)を含む混合飲料を与え、対照群として、一部の小児には添加物なしの飲料を与えた。
添加された保存料の安息香酸ナトリウムは、コカコーラやダイエットペプシほか、多くのフルーツ飲料に含まるもので、過去の研究で細胞の損傷や癌(がん)の増加につながることが示されている。着色料は、サンセットイエロー(E110、黄色5号、フルーツ飲料に含有)、アゾルビン(Carmoisine 、E122、日本指定外、赤色、ジャムに含有)、ポンソー4R (ニューコクシンとも。E124、赤色102号)、タートラジン(E102、黄色4号、炭酸飲料に含有)、キノリンイエロー(Quinoline yellow、E104、日本指定外、黄色)、アルラレッド(E129、赤色40号)で、添加物の量は市販の飲料と同様で、おやつ1、2回分の菓子類に含まれるのと同程度とした。(編集部注=E番号は、主に欧州連合EUで用いられる添加物の分類番号)。
6週間の試験期間で、どちらの年齢グループも、添加物入り飲料を飲んだ場合、多動行動を示すことが有意に多く、注意持続時間が短いという結果が得られた。特定の添加物が特定の行動を生じさせるかどうかは不明であった。
この知見に基づき、FSAは食品添加物に関連した多動行動に注意するよう保護者への勧告を出した。多動性の徴候を示す子どもの食生活から合成着色料を除くことが、よい効果を及ぼすかもしれないと助言している。しかし子どもの多動行動には、遺伝的要因、未熟児で誕生、環境、しつけなど多くの要因が関わるとする意見もある。
米エール大学医学部(コネティカット州)予防研究センターのDavid Katz博士によると、注意欠陥多動性障害(ADHD) は増加しているが、食品添加物だけに責めを負わせるものではないと警告。一つだけの要因でADHDが増加するわけではないという。食品への添加物に加え、子どもたちが生来もつ乱暴さを沈めるために身体を使った運動をすることが減ってきている点を指摘している。(HealthDay News 9月6日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=608014
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