2008年8月17日日曜日

カルシウム増加→記憶力高める

◎健康情報 「カルシウム増加→記憶力高める」

 神谷北大教授、分子レベルで解明(08/05 06:53)

 北海道新聞社発信

 北大大学院医学研究科の神谷温之(はるゆき)教授(神経生物学)のグループは四日、脳の神経細胞内でのカルシウムの増加が記憶形成に関与する新たなメカニズムを分子レベルで解明したと発表した。カルシウムを増やす物質も特定したことで「認知症治療や記憶力が良くなる新薬開発につながる」(神谷教授)という。論文は、米国科学アカデミー紀要(電子版)に五日、掲載される。
 脳内の情報伝達は、神経細胞同士の継ぎ目(シナプス)において、グルタミン酸を受け渡すことで行われる。脳は強い刺激を受けると、大脳の下部にある記憶をつかさどる「海馬」内でグルタミン酸を受け取る受容体を増やすことで情報伝達量を増大させ、これが「記憶」になるとされる。
 しかし、海馬の約三分の一を占める「CA3野」と呼ばれる部位に限っては、受容体を増やす物質がないのに記憶機能はあることが判明しており、別のメカニズムが働いているとされていた。
 神谷教授らはマウスを用いた実験で、CA3野では脳が強い刺激を受けると、情報を受け取る側の受容体ではなく、伝える側のグルタミン酸を増やすことで記憶形成しており、グルタミン酸の増加はカルシウムの増加が引き起こしたものであることを解明。
 そのカルシウムは強い刺激でシナプスに少量供給された後、CA3野にのみ存在する「2型リアノジン受容体」がカルシウムを増やしていることを突き止めた。
 また、2型リアノジン受容体にカフェインを与えると、増幅効果が高くなることも確認した。神谷教授は「カフェインを含むお茶やコーヒーを飲んで勉強すると記憶力が上がるという経験則と合致する」としつつ、カフェインは別の受容体をより刺激し、興奮作用も引き起こしてしまうため「2型リアノジン受容体のみを刺激する物質を見つければ、記憶力向上の新薬になりうる」としている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/109228_all.html?_nva=48


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