2009年2月1日日曜日

スコット・ニアリング-反戦平和主義者として晩節を全うした

スコット・ニアリング-反戦平和主義者として晩節を全うした















「ヒロシマに原爆投下された一九四五年八月六日、私はトルーマン大統領に対し、激しい憤りの手紙を送った。爾来、この日は原爆を呪いつつ、かつ日本の友人たちとの連帯を強化する決意を再確認する日であると誓う。」

思想家・経済学者・文明批判家-反戦平和主義者・トルストイアン-
スコット・ニアリング氏は、それ以来、アメリカ合衆国、西洋文明と決別、 そして(片山潜とも友人で、猪俣津南雄、石垣榮太郎、北沢新次郎らも師事した。第一次大戦に反対し投獄される。第二次大戦後、西洋文明と決別し自給自足の生活に入る。BACK TO THE LAND! 運動を提唱。米環境保全運動のパイオニア。)*「八月六日はスコットの誕生日ですが、以来一度も祝われたことはありませんでした」  ―(故)ヘレン夫人




















ペンシルバニア大学から半世紀余を経て
博士号を授与されるスコット・ニアリング氏

スコット・ニアリング
Scott Nearing 1883-1983

世界的に著名な経済学者、思想家、文明批評家。トルストイアン、米環境保全運動のパイオニア。1905年ペンシルバニア大学助教授の職を急進的思想の故に解任され、直ちに社会党に入党。1917年「平和と民主主義のための人民会議」議長。以後、一貫して反戦・反帝・社会主義運動に奔走し続けた。農園での自給自足生活を営みながら社会科学協会を設立、百冊近い著作を遺した。
解任したペンシルバニア大学は大学自身の過ちを認め、ニアリング氏に名誉教授の地位が与えられた。解任からすでに約60年後、90歳の1973年4月のこと。


Helen Nearing: Conscious Living/Conscious Dying (preview)



This video examines the lives and deaths of Maine authors Helen Nearing and her husband, Scott, who were best known for their book about homesteading practices called "Living the Good Life."


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