2009年7月15日水曜日

皆既日食、宇宙から見ると…衛星画像、ネットで公開

皆既日食、宇宙から見ると…衛星画像、ネットで公開へ

22日に鹿児島県のトカラ列島などで見られる皆既日食について、気象庁は14日、気象衛星ひまわり7号が撮影した地上の画像をインターネット上で公開すると発表した。日食の時に地球を撮影した衛星画像には、地上に落ちた月の影が映る。

 日食は、太陽と月、地球が一直線上に並び、地上から見ると太陽が月に隠れて見える天文現象。今回は、国内では鹿児島県のトカラ列島や奄美大島、屋久島、種子島などで皆既日食となる。

 気象庁によると、高度約3万6千キロの軌道上で試験運用中のひまわり7号を使い、日本を中心とした北半球を撮影。日食当日は、中国からトカラ列島を通過し、太平洋へと移動していく月の影を見ることができるという。

 画像は気象庁のウェブサイト(http://www.jma.go.jp/)で、22日午前10時以降に15分間隔で公開する。画像は白黒で、月の影の濃い部分がかかっているところでは皆既日食に、灰色のぼんやりとした影の部分では部分日食となる。気象庁気象衛星課は「夏休みの時期でもあり、興味がある方に活用していただきたい」と話している。(福島慎吾) 朝日新聞
http://www.asahi.com/science/update/0714/SEB200907140016.html


0 件のコメント: