アレルギー予防に家畜の糞エンドトキシン
「NHKスペシャル|病の起源 第6集 アレルギー ~2億年目の免疫異変~」
花粉症・ぜんそくなどのアレルギー。20世紀後半、先進国で激増。花粉症だけで3800万人もの日本人が患う病となった。急増の原因は花粉・ダニの増加、大気汚染と考えられてきたが、意外な原因があることがわかってきた。南ドイツで、農家と非農家の子供の家のホコリを集め、「エンドトキシン」と呼ばれる細菌成分の量を調べたところ、それが多い農家の子ほど花粉症とぜんそくを発症していなかった。エンドトキシンは乳幼児期に曝露が少ないと、免疫システムが成熟できず、アレルギー体質になる。農家のエンドトキシンの最大の発生源は家畜の糞。糞に触れることのない清潔な社会がアレルギーを生んだとも言える。ヒトの免疫システムが完成したのは2億年前。ほ乳類にはは虫類のようなウロコや固い皮膚がなく、外敵の攻撃を受けやすかった。しかし新しい免疫システムを獲得したほ乳類は、IgEと呼ばれる免疫物質によって外敵を撃退できるようになっていた。細菌やウイルスなどに対する強力な武器、免疫システム。今何故ヒトに襲いかかるようになったのか、ほ哺乳類誕生時に起源をさかのぼり、アレルギー急増の謎に迫る。
2008年11月23日(日) 午後9時~9時49分総合テレビ
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シックハウス有害物質を検出するセンサー開発
「シックハウス物質、イヌ並みに嗅ぎ当て 新センサー開発」
シックハウス症候群の原因物質を、イヌの鼻に匹敵する高感度で検出する小型ガスセンサーができた。産業技術総合研究所東北センター(仙台市宮城野区)とセンサー会社の船井電機新応用技術研究所(茨城県つくば市)の共同研究。さまざまな有毒ガスや残留農薬の検出にも応用できるという。
家具や塗料などから出るホルムアルデヒドは微量でも頭痛やめまい、アレルギーなどの健康被害を招き、シックハウス症候群の原因として問題になっている。朝日新聞 2008年11月25日
2008年11月25日火曜日
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