2009年7月7日火曜日

韓国大統領、私財25億円を寄付 奨学金や福祉に活用

韓国大統領、私財25億円を寄付 奨学金や福祉に活用 

韓国の青瓦台(大統領府)は6日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が私財の大部分を寄付すると発表した。青少年向けの奨学金や社会福祉事業を運営する財団の設立などに活用。寄付総額は土地やビル、個人預金など計331億4200万ウォン(約25億円)に上る。寄付により、大統領の残り財産はソウル市内の自宅や預金など約49億ウォン(約3億7000万円)となる。

 大統領は選挙期間中だった2007年12月に私財を寄付する考えを表明、使い道や時期などを検討してきた。貧しい家庭で苦学して育ち、後に現代建設の経営者を経験した大統領は「今まで貧しい人々に助けられてきた。その方々に報いるため財産を意味ある形で使おうと以前から考えていた」と強調した。(ソウル=山口真典)(06日 20:15)


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